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おゆうぎ会大成功!
3/5(日)に、第38回おゆうぎ会が開催されました。当日は、とてもおだやかなお天気。さぁ、いよいよ練習の成果を発揮する時がやってきました!
子どもたちは、たくさんのお客さんたちを前にして、少し緊張している様子です。でも、それも当然でしょう。緊張を感じながらも、ステージに立つのがまた成長ですものね。
0歳児から5歳児のクラスまで、みんなが今までで最高の出来でした。0歳児だってしっかりと演技?してくれます。担任に名前をよばれて「ハイ」と手を上げるだけで、会場は拍手に包まれます。
初めて劇を経験したクラス、ミュージカルのようにたくさんの音楽と共に踊ったクラスなど、それぞれにクラスのカラーが出ていました。
私(園長)は、いつも思うのです。おゆうぎ会に失敗はないと。緊張する中、勇気を出してみんなの前に立ち、話し、踊る。それだけで成功です。あとは、どれくらい自分が満足するかです。そこに失敗はありません。
子どもたちは、たくさんの拍手を受け、ステージを降りていきました。子ども達はどのようにその歓声を聞いたのでしょうか。ひょっとしたら、子ども達よりも、周りの大人たちの方が、成長に驚き、感動していたのかもしれませんね。
一回り大きくなった子ども達との生活が楽しみです。2017年3月14日
行事報告

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小学校との連携
2/7(火)に、年長組の園児たちと、田尻小学校を訪問しました。名称からも分かる通り、田尻徳風保育園に一番近い小学校であり、多くの卒園児が通っています。今年度から新しい試みとして、田尻小学校ご協力のもと、小学校訪問を実現していただきました。当日は、田尻幼稚園のお友達とも合流し、園児たちの期待も最高潮です!
当日は風がとても強く吹く日でしたが、子どもたちはそんなこと気にしません。学校探検をしたり、授業参観をしたりと、一日だけの小学生気分を満喫できました。そして、子ども達の楽しみは何と言っても給食です!この日は、デザートにゼリーが出たこともあり、園児たちも(園長も)大喜びで給食を味わっていました。
この日の訪問により、小学校のイメージが具体的になり、楽しみになったことは間違いありません。それに、田尻小学校の一年生は全員で合唱をして歓迎してくれましたし、五年生数名には給食の時間にテーブルについてもらいました。そのような触れ合いを通じて、園児たちは小学生の優しさを感じ、憧れとなったでしょう。保護者からも好評の声をいただいています。
今は、幼保小の連携が言われています。幼稚園、保育園で培った経験を、どのように小学校生活にいかしていくのか。英語の正式科目化のように小学校も変わっていきますし、保育園もその内容が変わることが報道されています。どのような状況になるにせよ、子ども達が楽しく学べる生活が送れるように、連携事業は今後より大切になるだろうと思います。
最後になりますが、田尻小学校の先生方、生徒の皆さん。素敵な経験を、本当にありがとうございました。2017年2月17日
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お正月遊び
保育園では毎年1月に「お正月遊び」をしています。たこ揚げをはじめとした、伝承遊びを数週間かけて行います。1月23日と24日は、園舎全体を舞台にお正月遊びを行いました。
クラスの部屋を用いて「羽根つき」「年賀状」「書初め」「伝承遊びいろいろコーナー」の4つを行いました。子どもたちの楽しそうな笑顔は最高です。羽根つきで顔にバッテンを(ビニールテープです)つけられたり、友達にきれいな年賀状を書いて、園内のポストに入れています。伝承遊びコーナーではコマ回しやけん玉など、懐かしい遊びを全園児が堪能しました。やっぱり、伝承遊びは、面白いですよね。伝承されるだけの魅力があるのでしょう。
そして興味深いのが書初めです。普段、筆を持つことはほとんどないでしょうから、今回が初めての書道という園児も多かったと思います。それまで、大きな声で遊んでいた園児たちですが、書初めコーナーになると、とたんに寡黙?になり、真剣に筆を持ちます。やはり、「ここは静かにして書に向かう場所なのだな」ということを感じるのでしょうね。メリハリのきいた、とても面白いお正月遊びでした。伝承遊びは、とても面白いので、年中できたらいいなぁと思います。
そうそう、田尻徳風保育園のお正月遊びには、もう一つの目玉?があります。それは園長手作りの「獅子舞」です。数年前に、NHKで放送されていたものを作ってみました。子どもたちからは「獅子舞さん、来て―!」という大歓迎の声と、「怖い、絶対来ないで!」という拒絶の声が両方聞かれます。いずれにせよ、子ども達の思い出になる1月だったのではないでしょうか。2017年1月25日
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かみね動物園に行ってきました!
12月2日に、みんなでかみね動物園に行ってきました。今回は「たてわりありがとう遠足」です。9月から異年齢でクラスを構成する、いわゆる「たてわり保育」をしてきました。その「たてわり保育」が終わり、通常の保育に戻る前に、みんなで遠足に来たというわけです。一緒に、楽しく遊んでくれた友達への感謝をこめながら、動物園に行きました。
当日は、とってもいい天気!乗り物に乗った後、いよいよ動物園です。子どもたちは、大好きな動物を前に、嬉しそうにはしゃいでいました。
かみね公園は私が子どもの頃からありますが、随分と変わりました。何というか、楽しくなりましたね。最近は各地の動物園も工夫されていますが、ここも随分と見る側も参加できるようになりました。
なかでも、面白いのは「チンパンジーの森」をはじめとした、チンパンジーの見せ方でしょうねぇ。階段をくだり、頭を出すと、そこにチンパンジーがいます。園児達もびっくり!思わず、頭を下げて隠れてしまいました。
なんでも、このような形にしたのには、「チンパンジーの群れ」を作るという考えがあったそうです。私はそのことを『動物翻訳家』という本で知りました。このことで2012年に「エンリッチメント大賞」を受賞しています。動物たちが生活しやすい環境を作るということだそうですが、確かに動物たちが生き生きすれば、見る方も楽しいですものね。
かみね公園は、地元にあるだけに身近なのですが、その本を読んでますます好きになりました・・・と書いて終わろうとしていたら、何と文章を書いている最中に2回目の「エンリッチメント大賞」を今月受賞!というニュースを見つけました。すごい!また、子どもたちと一緒に行きたいですね。
2016年12月8日
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子ども報恩講
11/25日に、園児のみんなが専照寺までお参りに来てくれました。「子ども報恩講」のためです。
この文章をお読みの方には「報恩講?」となるかもしれません。「報恩講」は「ほうおんこう」と読みます。浄土真宗をひらかれた親鸞さまのご命日(11月28日)のお参りです。
子ども達は、この日のために親鸞さまの絵を描いたりして、お参りをとても楽しみにしていました。お寺の境内に入ってくると、みんな興味深そうに周りを見ています。面白かったのは、いつもは元気な声を出している男の子が、この日ばかりは園長の前で、一度きちんと立ち止まってから、深々と頭を下げて「園長先生、おはようございます」と厳粛な声?であいさつをしてくれたことです。かえって、こっちが恐縮して「お、おはようございます」と言ってしまいました・・・。やはり、いつもとは違う特別な雰囲気を子どもたちは敏感に感じてくれたのでしょうね。
本堂の中では、歌を歌ったり、お話を聞いたりした後に、境内を散策しました。そして、楽しみなお弁当。みんな、最高の笑顔です。晴天の中、青空同様に、子ども達のこころもすがすがしくなった一日でした。また来てくださいね。2016年11月28日
