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本の紹介
ツバメ

  • おおきな おおきな木

    作 よこた きよし
    絵 いもと ようこ
    発行所 金の星社
     絵をみれば、一発でいもとさんの作品であることが分かります。名作『くまのこうちょうせんせい』でもそうでしたが、動物たちを主人公にしながら、人の心の機微を描くのが本当にうまいですよね。今回は絵に徹していますが、これがまたよこたさんの文とあうのです。
     

     おおきな、おおきな木がありました。その木にはおおきな穴があいていたのです。そして、そこにはたくさんの動物たちが訪れて、休んでいくのです。あるときは、かんかんでりの中をかけてきたウサギ。あるときは、大雨でずぶぬれになったキツネ。ある時は、年老いて自分の役割は終わったと悩むクマなど、多くの動物がおおきな木のもとにやってきます。そして、大きな穴で休んで元気を取り戻していくのでした。

     
     そのようなある時、今度は人間の「たびのわかもの」が訪れます。若者には悩みがありました。「ぼくが ほんとうに やりたいことって なんだろう」。旅につかれた若者は木の穴のなかで、すぐに眠ってしまいます。そこで若者に夢の中から語りかける声が聞こえてきたのです・・・。
     

     成長は早ければいいという訳ではありません。教育もそうですよね。人がのびてゆくには何が一番大切なのか、私達も今こそ若者と同じように声を聞いていかねばなりません。これからも続く成長を支えるものは何か。この絵本は3月に読むのに、とてもふさわしいと思うのです。

    2021年3月18日
  • お菓子の箱だけで作る 空き箱工作

    著 はるきる
    発行所 ワニブックス
     今回は絵本ではないのですが、面白いので紹介させてもらいますね。
     本屋に通うことを趣味としていますが、ごくたまに目が釘付けになる一冊があります。今回の本がその一冊。
     

     みなさん、お菓子の空き箱どうしてますか?「捨てる」と言う方が大半かもしれませんね。でも、よーく見ると、お菓子の箱ってとてもデザインが素敵なのです。

     
     そのことに気づかせるのが今回の一冊。著者は「はるきる」さん。なんでもツイッターでは以前から大評判だったらしいです。よくある工作の本かと思い手を取ると全く違います。お菓子の箱の工作であるのですが、箱のデザインを作品に生かしているのです。うまく言えないのが実にもどかしいのですが、「プリングルス」が、あのおヒゲのおじさんの顔を顔に使って(よくわからない文章ですが)、あたかも5人が生きているような人形になっています!

     
     あるいはアルフォートの箱で作った「空飛ぶ船」など、まるで精密機械。「アーモンドチョコレートの騎士」(カッコイイ)、「ミルキーチョコレートのペコちゃん」(大人になってます)、「リッツのライオン」(鬼滅の刃に出てきそう)など、紹介されている作品は、どれをとっても驚きの連続。本の後半では制作できるように簡単にアレンジした作品が紹介されています。

     
     空き箱工作の考え方がガラッと変わります。
     スゴイ!に加え「やってみたい!」と思わせるのが一流の本。この本は間違いなく「自分でも作ってみたい」という子どもと大人を生むでしょう。スーパーの前で、「この箱のデザインならこれができるな・・・」と考える日もすぐやってきます。

    2020年12月4日
  • みえるとか みえないとか

    作 ヨシタケ シンスケ
    発行所 アリス館
     ヨシタケシンスケさんの著作は何度か紹介してきました。でも、何を読んでも面白いですから、たくさん紹介できるのですよね。

     今回の主人公は「ぼく」です。「うちゅうひこうし」でいろんな星の調査をすることが仕事でした。ある星に降り立つと目の前から誰か現われました。「ぼく」は気づきます。「このほしの ひとたちは、 うしろにもめがあるので まえもうしろもいちどにみえるらしい」のです。そのひとたちは「ぼく」に言います。「え?!キミ、うしろがみえないの?」「えー?!ふべんじゃない?かわいそう!」。目は2つで、後ろはみえないものという「ぼく」の普通は、ここでは通じないようです。

     
     そのなかで「うまれつき ぜんぶの目がみえない」人にであいました。「そのひとの せかいのかんじかたは、ぼくとずいぶんちがっていた」という言葉と共に、「みえないひと」の世界の見え方が語られます。そこには、「みえるひと」たちの普通とは、全く異なる世界があるようでして・・・

 
 ヨシタケさんの絵本は、違和感なくその世界観に連れていってくれるのですよね。今も「このほしの ひとたちは」と書きましたが、絵本では明らかにいわゆる「宇宙人」の姿をしています。そこをヨシタケさんが「ひと」と書くことで違和感をおぼえることなく物語にスッと入っていけるのですね。「ぼく」はこの星でどんなことに気づくのでしょう。自分の「普通」は、自分だけの「普通」だったことに気づくと、世界は少し違った見方で生きることが出来ることを教えてくれます。それは求めあう社会ではなく、認め合う社会でしょうね。

2020年8月7日
2020年7月2日
2020年2月12日
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