はじまり、ひろがり、つながる。みんなの笑顔があふれている保育園

田尻徳風保育園

  • TEL:0294-42-8218
  • お知らせ
  • TEL:0294-42-8218
  • お知らせ

アーカイブアイキャッチ

2023年8月に書いた記事一覧
ツバメ

  • ボランティア

    田尻徳風保育園は、いつもたくさんの実習生が来てくれます。今年も、たくさんの学生が田尻徳風保育園で経験を積んでくれました。

     

    ところが、今年の特徴は、正規の実習ではなく、ボランティアを志願する学生が多いことですね。学校の単位になるらしいですが、大学、短大共に工夫をしているのでしょう。

     

    いずれにせよ、田尻徳風保育園での経験を通じ、「保育って楽しい!」ということを知ってもらえたら幸いです。

    2023年8月8日
  • かこさとし 『秋』

    かこさとしさんと言えば、有名な作品がたくさんありますね。ざっとあげるだけでも、だるまちゃんシリーズや、『からすのパン屋さん』など次から次へと出てきます。でも、この本は少し特別です。かこさんが亡くなられた後に発見された、手書きの紙芝居だからです。

     

    絵本でも述べられていましたが、かこさんは、季節では秋が好きだったそうです。空気が澄んでいたり、おいしい果物が食べられるからでした。でも、とてもいやな秋もあったのです。それは昭和19年。戦争が終わる1年前のこと。かこさんは18歳でした。

     

    かこさんは、はたらいていた工場で盲腸炎(今でいう虫垂炎)にかかりました。そこで、お医者さんに手術してもらい、入院することになります。病室にはつきそいのおばさんがいました。ちょっと関西弁でいうイケズ(意地悪)な人です。

     

    ある日、手術をしてくれた「おでこの先生」が戦争に行くことになります。「先生、どうかお元気でいてください」という手紙をわたしました。ところが、秋のある日、かこさんが病院から空を見ると日本軍の飛行機が墜落させられました。そこからパイロットが飛び降りたのですが、パラシュートが開きません。結局、そのパイロットは亡くなってしまいます。さらに、悲しいニュースは続き、イケズなおばあさんの悲しい秘密が分かったり・・・。

     

    田尻徳風保育園では、この季節には戦争と平和を考えます。かこさんから私たちへのメッセージを、この絵本からぜひ聞き取り、継承していきたいものですね。

     

    2023年8月8日
TEL:0294-42-8218
TEL:0294-42-8218
上の線
重要事項
とくふうだより
みなさまの声
本、だ~いすき
保育士になりませんか
アクセスマップ
田尻徳風保育園
〒319-1416
茨城県日立市田尻町7-13-1

詳しくはこちら→

社会福祉法人慈光会
下の線