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田尻徳風保育園

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おすすめのよみもの

こんな本を読んでみませんか
ツバメ

おすすめのよみもの

 このコーナーでは園長や職員が読んでみて、面白かった本を紹介していきます。
  • みえるとか みえないとか

    作 ヨシタケ シンスケ
    発行所 アリス館
     ヨシタケシンスケさんの著作は何度か紹介してきました。でも、何を読んでも面白いですから、たくさん紹介できるのですよね。

     今回の主人公は「ぼく」です。「うちゅうひこうし」でいろんな星の調査をすることが仕事でした。ある星に降り立つと目の前から誰か現われました。「ぼく」は気づきます。「このほしの ひとたちは、 うしろにもめがあるので まえもうしろもいちどにみえるらしい」のです。そのひとたちは「ぼく」に言います。「え?!キミ、うしろがみえないの?」「えー?!ふべんじゃない?かわいそう!」。目は2つで、後ろはみえないものという「ぼく」の普通は、ここでは通じないようです。

     
     そのなかで「うまれつき ぜんぶの目がみえない」人にであいました。「そのひとの せかいのかんじかたは、ぼくとずいぶんちがっていた」という言葉と共に、「みえないひと」の世界の見え方が語られます。そこには、「みえるひと」たちの普通とは、全く異なる世界があるようでして・・・

 
 ヨシタケさんの絵本は、違和感なくその世界観に連れていってくれるのですよね。今も「このほしの ひとたちは」と書きましたが、絵本では明らかにいわゆる「宇宙人」の姿をしています。そこをヨシタケさんが「ひと」と書くことで違和感をおぼえることなく物語にスッと入っていけるのですね。「ぼく」はこの星でどんなことに気づくのでしょう。自分の「普通」は、自分だけの「普通」だったことに気づくと、世界は少し違った見方で生きることが出来ることを教えてくれます。それは求めあう社会ではなく、認め合う社会でしょうね。

2020年8月7日
  • おやおやじゅくへようこそ

    作   浜田桂子
    発行所 ポプラ社

     育児をしていると色々考えますよね。真面目になればなるほど、「自分はちゃんと子育てできているのかな」と心配になります。難しいのは誰も「親」について教えてくれないこと。結局、自己流でやるしかないのか・・お~っと待った。育児について相談するなら、最もふさわしい先生がいるじゃないですか。そうです、子ども達です!

     

     そもそも「おやおやじゅく」は何のために勉強するのでしょう。それは「こどもとゆかいにくらすため」です。そして先生はもちろん「こどもたち」。さぁ、いきなり勉強かな、と思ったら違いました。「おやは、まいにち こどものおせわで たいへんです。でも、いやだっていわないので えらいです。さいしょにメダルをあげます」と、まさかの表彰から!さすが子ども達。されて嬉しいことが分かっています。そして1時間目は「こどものおしごと」の勉強です。子どものお仕事?それは「さわる、なめる、はしる、もぐる、やぶる、ひっぱる、なげる、たたく、なく、しっぱいするなど」だそうです。なるほど!徳風は、お仕事熱心な子ども達ばかりですが、お仕事ならば仕方ない・・・。

     

     じゃ、親のお仕事は?親のトレーニングとは?ドリルもあるの?でも、心配ご無用。どれもこれも楽しい学びばかり。さぁ、みなさん一緒に勉強しましょう。え、それでも今さら塾はいやですって?おやおや・・

     
     浜田桂子さんの本は、いつも素敵です。保育園では以前に『へいわってどんなこと?』(童心社)も紹介しました。こちらもぜひお読みください。

    2020年7月2日
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