保育園からのお知らせ
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お知らせ
来年度の求人について
田尻徳風保育園では来年度の求人を行っております。ひょっとしたら、求人票を見て当園のHPを今、ご覧の方もいるかもしれません。
当園の特徴はこのHPにもよく表現されています。ただ、保育園の本当の良さは、建物の中に入ってみないと分かりません。子ども達の元気な声、園庭で遊ぶ様子、そして子ども達といることが大好きな職員たちの表情・・・
どれもが、きっとあなたに好印象を持っていただけると思います。ぜひ、目の前の楽しそうな輪の中に入っているご自身の姿を想像してみてください。私たちは、この保育園をよりよくしてくれる新しい仲間に会いたいと思っています。ぜひ、あなたのその笑顔で当園をより楽しい場所にしてください。
ご関心がありましたら、ぜひお電話ください!
2020年10月2日 -
行事報告
夏まつり、やりました!
「ワッショイ!ワッショイ!」。子ども達の元気な声が園庭に響きます。7月20日(月)と21日(火)で、夏まつりを開催しました。
とはいえ、例年であれば保護者はもちろんのこと、ご近所の方も参加して大人数で盛り上がるのが、徳風のお祭り。でも、今年は園児だけでの開催です。
だけど、子ども達の表情はとっても楽しそう!お母さん曰く「楽しみで5時に起きたんですよ」という園児もいたそうです。昨日はおみこしを元気にかつぎ、今日は盆踊りの後、色々な遊びのコーナーを回りました。ヨーヨー、輪投げ、迷路、お店屋さんごっこ・・・どれも、これも子ども達は興味津々。一時間ほどでしたが、楽しく遊びました。
お昼ごはんは大好きなカレーにスイカがつきました。そしておやつは毎年夏祭りでの人気メニューである「オレンジゼリー」!形態はいつもと違いますが、変わらぬ楽しいお祭りが今年も体験できたのです。保護者と子ども達が一緒に作った「うちわ」も廊下に飾られて、お祭りの雰囲気を盛り上げてくれました!
コロナ禍の中で、どうしても行事は中止や縮小になりがち。それは仕方がない。でも、その中でも子ども達を笑顔にできないか・・・と職員と話し合ったのが今回のお祭りの始まり。その意味で、田尻徳風保育園全体が一丸となるとても大切な機会にもなったのです(写真は前回の文章でお見せしたシロクマです。おみこしでした)。
2020年7月21日 -
お知らせ
しろくまちゃん
現在、保育園の廊下にはかわいらしい「しろくまちゃん」がいます。
来週、全容公開!出番がやってきます。また、ご報告しますね。2020年7月17日 -
お知らせ
「食べる」から「いただく」へ
保育園も6月になり、子どもたちも戻ってきました。それから早くも一か月。子どもたちは元気に日常を過ごしています。
保育園ではいくつかお野菜を育てています。別の畑をおかりしてサツマイモを植えたり、また園庭ではプランターでピーマンやナスを栽培しています。そして先日、大きくなったピーマンを収穫したのです。
感心したのは、ちゃんと仏さまに報告すること。子どもたちは仏さまに手を合わせて、収穫の喜びをお話ししていました。
このように、大地の恵みを感謝することは大切だと思うのですね。ただ、出されたものを「食べる」のではなく、自分たちで育てたものを「いただく」。食べるからいただくへの変化は、子供たちの成長にとって意味があると思うのです。
このピーマンは給食のカレーとなりました。全員の口には入りませんでしたが、大切な野菜を「いただいた」この日のカレーは、きっといつもより味わい深かったことでしょう。2020年6月25日 -
エッセイ
卒園・修了おめでとう
今年度も残すところあと2日。いよいよ年長組は卒園です。世の中が自粛ムードで満ちている中ですが、子ども達は元気に卒園していくことでしょう。
今年度の卒園式は短縮バージョンでやりました。職員と内容などを工夫し、参加者の制限もするというなかでの開催でした。それでもやはり卒園式はいいもの。子ども達、職員、そしてお母さんもお父さんも目が真っ赤でした。
別れは悲しい。でも、不思議なもので私達は別れという区切りを経験することによって、今までの日々の輝きが見えてきます。卒園式で感じる、胸の奥からグッとくるあの気持ちは、これまでの毎日の尊さがそうさせるのでしょう。
別れは人を成長させます。園児だけではありません。お父さんも、お母さんも、そして職員も、みんなです。この保育園はみんなが成長する場所なのです。
卒園するみんな、そして進級するみんな、本当におめでとう。園長先生の願いは、いつでも「今が一番楽しい」と言える人になってくれることです。保育園の日々は、そのようにみんなが安心して日々を過ごせる土台となるためにあるのですから。2020年3月30日 -
エッセイ
誰もが素人
みなさん、遅ればせながら新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
保育園では子ども達の元気な声が響いています。
新しい年になると、気持ちが引き締まりますよね。今年はこのような年にしたいな・・・という目標を立てた方も多いでしょう。不思議なもので、昨年までの自分とは違う自分がそこにいるような、新しい気持ちで満ち溢れるのがこの季節です。
でも、日常が続く中でいつの間にかそのような思いが薄れてしまう経験もよくあります。毎日が新鮮に感じられたらいいのに、と思うこともよくありませんか。
私はそのようなことを考えるとき、思いだす好きな言葉があります。
「今日という日には、誰もが素人」
作家の三浦綾子さんからこの言葉を教わりました。とてもいい言葉だと思いませんか。
今日という日は、まだ誰にとっても初めてのものである。昨日とは違う、まだまっさらな日がはじまったのだ―。
そのように教わるときに、今日、この一日を少し違った目で見ることが出来るのではないでしょうか。
今年も、子ども達と毎日を新鮮な気持ちで過ごしていける、そのような保育をしていきたいですね。2020年1月8日 -
エッセイ
かわるもの、かわらないもの
今年も終わろうとしていますね。みなさんにとって、どのような1年でしたか。
今年一番の話題はラグビーでしょうが、歴史的には元号が変わったことも大きいですよね。
昭和、平成、令和と私自身も3つめの元号です。変わったのは元号だけではなく、世の雰囲気も変わりました。
でも、変わる時代の中でも変わらないものもあります。それは人は生まれ、育ち、日々成長していくこと。子どもは生まれた数ばかり問題にされます。でも数の問題ではなく、一人一人に目を向けるとき、私達は子ども達にどのように接するべきなのか、改めて考えますよね。
子どもへの接し方には、その人なりの基準があるでしょう。私は以前あるコミックで読んだ「子どもには一日一度いいことがないとダメなんだ」といったようなセリフが心に残っています。
生きていれば、色々なことがあります。でも何気ない日常に喜びを覚えることが出来れば、なんとか生きていけます。子ども達には日々の中に楽しみを見つけられるようになってほしい。きっとそれこそが成長なのでしょう。私達大人もそのようにありたいですね。2019年12月23日 -
行事報告
「子どもおさとり会」やりました!
12月10日に田尻徳風保育園で「子どもおさとり会」をやりました。12月8日がお釈迦さまのおさとりの日なのですね。その意味を考えるための行事です。田尻徳風保育園では多くの仏教行事がありますが、その中でもやはりこの会は特別です。だって、このおさとりの日がなかったら仏教はなかったわけで、そうなるとこの保育園もなかったことになります!そう考えると、約2,500~2,600年前と言われますが、その日の出来事が今日につながっているのですね。
当園の仏教行事はそれぞれに特色がありますが、「子どもおさとり会」のメインは、年長組と数名の職員による「おさとり」と題した劇です。お釈迦さまが苦行をやめて、菩提樹のもとでさとりをひらく場面です。園長がお釈迦さま役で登場し、園児たちが子ども役などで登場します。園長が主役であるお釈迦さまをやるのは恥ずかしいのですが、自分でやりたいと言ったわけではなく、以前から決まっていることをご理解ください・・・。
ブッダというのは仏さまのことですが、古代インド語であるサンスクリット語で「目が覚めた人」という意味です。子ども達はもちろん園長をはじめ職員も大切なことに、そして誰かの気持ちに「目が覚めて」よく見えて、気づくようになる。そのようなきっかけとなる会になればいいなと思い、毎年行っています。
ちなみに園長はお釈迦さまになるとき変装します。写真は通販で買った「お釈迦さまの髪の毛のニット帽」(螺髪といいます)と手作りの苦行時代の口ひげです。子ども達には少しウケるくらいです。
2019年12月10日