はじまり、ひろがり、つながる。みんなの笑顔があふれている保育園

田尻徳風保育園

  • TEL:0294-42-8218
  • お知らせ
  • TEL:0294-42-8218
  • お知らせ

おすすめのよみもの

こんな本を読んでみませんか
ツバメ

おすすめのよみもの

 このコーナーでは園長や職員が読んでみて、面白かった本を紹介していきます。
  • この世界の片隅に

    作  こうの史代
    発行 双葉社
     現在、映画もヒット中ですので、ご存知の方も多いかもしれません。舞台は広島の呉。浦野すずは結婚して、北條すずと名前が変わりました。新しい生活が始まり、旦那さんの北條周作とも仲良く暮らしていました。ところが、呉の街にも徐々に戦争の影響が色濃く出始めてきて・・・。
     
     少々のんびり屋さんのすずの目を通して、人々が戦争という事態においても、日々の生活を丁寧に、そして一生懸命に過ごしている姿が丹念に描かれています。それ故に、愛しい日常の生活、そして家族が失われていく場面では言葉を失ってしまいます。こうのさんの本は私も大好きで、以前には園だよりで『夕凪の街、桜の国』を紹介したこともありました。読むたびに、発見があるこうのさんの本はすごいですね。
     
     戦争の本と聞くと身構えてしまいます。でも、この本を読むと戦争の悲しさと、日常の愛しさのどちらも感じることが出来ます。子ども達と、笑って過ごしていける平凡な日常がどれほどありがたいものか。日々の忙しさの中、なかなか、そのことに気づくことは出来ません。だからこそ、そのことを教えてくれるこの本は大切だと思うのですね。
     
     12月8日は、お釈迦さまのおさとりの日でした。そして太平洋戦争が始まった日でもあります。命の尊さを考えるのに大切な日です。年末になり、平和を考えて、そして新たな一年を迎える。そのような師走の読書にぴったりの一冊です。(園長)

    2016年12月28日
  • アルプスの少女ハイジ 心を照らす100の言葉

    発行所 いろは出版株式会社
     当園の園だよりには「本、だ~いすき」という絵本などを紹介するコーナーがあります。園長がずっと書いているのですが、この度連載100回を迎えました。100号にふさわしい本は何か、ずっと迷っていました。その結果、選んだのがこの本です。

    「アルプスの少女ハイジ」は1974年に放映された名作アニメです。今から40年以上前の作品ですが、今もって人気があるのがすごいですよね。そこには原作のすばらしさに加え、アニメのクオリティの高さがあるのでしょう。

    この本はハイジの名場面をバックに、世界の偉人たちの言葉が100紹介してあります。私も名言集はたくさん持っていますが、その中でもこの本は読みやすく、内容があります。アニメの名場面と、世界の名言がお互いに高めあっている?のですね。例えばハイジとペーターが手を取り合って踊るオープニングのシーンには「人が豊かであるか、貧しいかを決めるのは、その人の持ち物ではなく、その人の人柄である」との言葉が紹介されています。そして物語のクライマックスである、クララが歩くシーンには「すばらしい愛があるところには、いつも奇跡が起こる」という言葉です。

    いい言葉を聞くと、世界の見方が一変しますよね。どのページを開いても、背中を押してもらえる一冊です。(園長)

    2016年11月10日
TEL:0294-42-8218
TEL:0294-42-8218
上の線
重要事項
とくふうだより
みなさまの声
本、だ~いすき
保育士になりませんか
プライバシーポリシー
アクセスマップ
田尻徳風保育園
〒319-1416
茨城県日立市田尻町7-13-1

詳しくはこちら→

社会福祉法人慈光会
下の線