こんな本を読んでみませんか
おすすめのよみもの
このコーナーでは園長や職員が読んでみて、面白かった本を紹介していきます。
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えがないえほん
作 B・J ノヴァク
訳 おおとも たけし
発行所 白泉社絵本の好みはどうしても偏ってしまいますよね。私の場合は、なんとなくですが、いい話の絵本を選んでしまうことが多いです。みなさんに紹介することもありますし、一度にたくさん買うこともできませんから、じっくりと選ぶと、どうしてもそのような本になってしまうのですね。今回は、違います。世界中で大人気の一冊です。何故、大人気かと言いますと、子ども達が大爆笑するからです。私も、子ども達を笑わせるのが好きですから、早速購入しました。 この本を読むときにはルールが一つあります。それは「かかれている ことばは ぜんぶ こえに だして よむこと」です。簡単でしょう。さてさて、それではどのような文字がならんでいるのでしょうか・・・例えば「ばふっ」「ぶりぶりぶ~!」です・・・・
私はこの本を読むときのルールをもう一つ見つけました。それは「恥ずかしがったらダメ!」です。たくさんの、楽しい?言葉が出てきます。読み進めると、この本の本当の狙いも明らかになってきます。職員が園児の前で、早速読んでくれました。ウケてました。いいなぁ。
私も、家族の前で全力で読んでみました。ウケませんでした。あれっ?途中恥ずかしくなってしまったからなのか、小学生にはうけないのか・・・何となく、ショックです。でも、皆さんには親子の楽しい時間が待っているはすです!(園長)2018年2月21日しばわんこの和のこころ
絵と文 川浦良枝発行所 白泉社
みなさん、新しい年をいかがお過ごしですか。本年も、よろしくお願いいたします。ご一緒に、面白い本をたくさん読んでいきましょう。
1月はいいですよねぇ。何がいいって、日本っていいなぁと思いませんか。お正月に家族でのんびりとして、おせちを食べて、おぞうに食べて、みかんを食べて・・・と、食べてばかりですが、おのずと和食が多くなりますよね。
でも、子どもたちから「お正月ってなんでやるの?」とか「何でおせち料理って食べるの?」と聞かれたら、一瞬答えにドキッとしませんか。私たちは、ふだんは流行の生活を取り入れていますけど、案外伝承されてきた習慣が分からなくなっていますよね。何で冬なのに「新春」なの?とか。
今回の本は、そんな私たちにぴったりです。しかも、しばわんこ=ワンちゃんですから、今年の干支にもぴったり!
まず、本を一枚めくるとお客さんのおもてなしから始まります。さて、ここで問題です。座布団の表と裏、そして前と後ろはどうやって見分けるでしょうか?答えはぜひ本を見てください。おせちについても同様です。お正月の由来などを知ると、家族に語りたくなりますよ。
こうしてみると、伝承には一つ一つ意味がある事が分かります。もちろん、それらは迷信かも知れません。でも、昔の人達の願いがそこには込められています。何を伝承するのかと言えば、そのような願いを伝えていくとも言えるでしょう。声高に「ニッポン、最高!」と叫ぶ必要はありません。でも、この本を読むと、日本って良い国だなぁと思うのです。(園長)2018年1月5日