本の紹介
おやおやじゅくへようこそ
作 浜田桂子
発行所 ポプラ社
発行所 ポプラ社
育児をしていると色々考えますよね。真面目になればなるほど、「自分はちゃんと子育てできているのかな」と心配になります。難しいのは誰も「親」について教えてくれないこと。結局、自己流でやるしかないのか・・お~っと待った。育児について相談するなら、最もふさわしい先生がいるじゃないですか。そうです、子ども達です!
そもそも「おやおやじゅく」は何のために勉強するのでしょう。それは「こどもとゆかいにくらすため」です。そして先生はもちろん「こどもたち」。さぁ、いきなり勉強かな、と思ったら違いました。「おやは、まいにち こどものおせわで たいへんです。でも、いやだっていわないので えらいです。さいしょにメダルをあげます」と、まさかの表彰から!さすが子ども達。されて嬉しいことが分かっています。そして1時間目は「こどものおしごと」の勉強です。子どものお仕事?それは「さわる、なめる、はしる、もぐる、やぶる、ひっぱる、なげる、たたく、なく、しっぱいするなど」だそうです。なるほど!徳風は、お仕事熱心な子ども達ばかりですが、お仕事ならば仕方ない・・・。
じゃ、親のお仕事は?親のトレーニングとは?ドリルもあるの?でも、心配ご無用。どれもこれも楽しい学びばかり。さぁ、みなさん一緒に勉強しましょう。え、それでも今さら塾はいやですって?おやおや・・
浜田桂子さんの本は、いつも素敵です。保育園では以前に『へいわってどんなこと?』(童心社)も紹介しました。こちらもぜひお読みください。