行事報告
「子どもおさとり会」やりました!
12月10日に田尻徳風保育園で「子どもおさとり会」をやりました。12月8日がお釈迦さまのおさとりの日なのですね。その意味を考えるための行事です。田尻徳風保育園では多くの仏教行事がありますが、その中でもやはりこの会は特別です。だって、このおさとりの日がなかったら仏教はなかったわけで、そうなるとこの保育園もなかったことになります!そう考えると、約2,500~2,600年前と言われますが、その日の出来事が今日につながっているのですね。
当園の仏教行事はそれぞれに特色がありますが、「子どもおさとり会」のメインは、年長組と数名の職員による「おさとり」と題した劇です。お釈迦さまが苦行をやめて、菩提樹のもとでさとりをひらく場面です。園長がお釈迦さま役で登場し、園児たちが子ども役などで登場します。園長が主役であるお釈迦さまをやるのは恥ずかしいのですが、自分でやりたいと言ったわけではなく、以前から決まっていることをご理解ください・・・。
ブッダというのは仏さまのことですが、古代インド語であるサンスクリット語で「目が覚めた人」という意味です。子ども達はもちろん園長をはじめ職員も大切なことに、そして誰かの気持ちに「目が覚めて」よく見えて、気づくようになる。そのようなきっかけとなる会になればいいなと思い、毎年行っています。
ちなみに園長はお釈迦さまになるとき変装します。写真は通販で買った「お釈迦さまの髪の毛のニット帽」(螺髪といいます)と手作りの苦行時代の口ひげです。子ども達には少しウケるくらいです。
2019年12月10日